macOS High Sierra でパラレルスでのシステム拡張を許可する方法

Apple® 社では Apple ユーザーの安全な利用を確保するために、セキュリティ向上などの目的でオペレーティング システムを絶えず改良しています。

セキュリティの改良は目立たないところで実行されるために、ユーザーが気づかない場合と警告によりユーザーが判断を求められる場合があります。

今回のブログでは 後者のタイプについて説明します。macOS® High Sierra を立ち上げると、システム拡張についての警告が表示されます。

ここでは、システム拡張を行うか、拡張機能を使わないかの選択を行います。

(図 1)

 

パラレルスでシステム拡張を使用する理由

パラレルスでは、Windows などのオペレーティング システムを macOS で実行するための高性能ソリューションを提供しています。ネイティブ環境並みのパフォーマンスを実現するために、パラレルスでは VT-x といった最新のプロセッサ技術を使用しています。最新のプロセッサ技術の多くには特権が設定されており、システム拡張を通してのみ利用可能な特権コンテキストが必要になります。これには、com.parallels.kext.hypervisor が使用されている部分などが該当します。ハイパーバイザ拡張の特別な特権がない場合には、Parallels Desktop® for Mac の速度は著しく遅くなり、ユーザー エクスペリエンスは悪くなります。

MacOS 10.10 以降の一部を構成するハイパーバイザ .framework をご存知の方もいるでしょう。これは、Parallels ハイパーバイザと類似した機能を提供しています。ただし現状では、多くのパフォーマンス テストの結果をみると、Parallels ハイパーバイザは Apple のものより速くなっています。Apple 社はハイパーバイザ .framework 技術を絶えず改良しており、今後パラレルスは Apple 社のフレームワークに切り替える可能性もあります。

Parallels Desktop では、さらに 3 つのシステム拡張を使用しています。

パラレルスのシステム拡張を信頼できる理由

Parallels Desktop for Mac の最初のバージョンが登場したのは 2006 年に遡ります。それ以来パラレルスでは、Windows と Linux 、またそのアプリケーションを Mac 上で実行できるように最高の機能、パフォーマンス、カスタマーサービスを提供できるよう全力で努めて参りました。

パラレルスはオフィスを北米、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアに展開しているグローバル企業です。

Parallels Desktop は、9to5Mac、ZDNet、Engadget、Forbes、Macworld、MacTech、PC Advisor などの信頼されているメディアから、複数のアワードを受賞し、また高評価のレビューを頂いて参りました。David Pogue 氏Walt Mossberg 氏からもお褒めの言葉をいただいています。

Parallels Desktop は、世界中の何百万人もの Mac ユーザーが使用しており、パラレルスは、これらのユーザーから非常に多くのポジティブなフィードバックを頂いています。また、Parallels Desktop は個人だけではなく、学校や大学、医療センターや研究機関、コンサルティング、小売業、製品エンジニアリング、ソフトウェア企業などでも使用されています。Microsoft、Apple、Intel、Tesla、HBO、CNN、Deloitte、Ernst&Young、Johnson&Johnson、Tiffany&Co., などの一流企業の多くが Parallels Desktop を使用し、生産性と作業効率を高めています。

パラレルスのシステム拡張を許可する方法:

  1. システム環境設定を開く

(図 2)

 

  1. [一般] タブで [セキュリティとプライバシー] を開き、パラレルスのシステム ソフトウェアに関するメッセージの近くにある [許可] をクリックします。

(図 3)

 

Parallels Desktop 13 の詳細は、http://www.parallels.com/jp/products/desktop/ よりご確認いただけます。また、こちらよりご試用期間中はすべての機能が使える Parallels Desktop 13 の 14 日間無償トライアルもダウンロードいただけます。