Parallels RAS 18.2 の新機能

Parallels® Remote Application Server(RAS)18.2 により、リソースを最適化し、ユーザーセッションフローを向上させることができます。また、最新のオペレーティングシステムをサポートしており、IT の生産性を高める新しい管理機能を備えています。

Parallels Desktop 18.2 には他にも注目すべき機能が含まれています。

  • Parallels RAS Reporting: 機能が拡張した新しいレポート
  • Web ベースの管理ポータル: 新しい管理機能
  • アップデートされたハイパーコンバージドプロバイダーのサポート
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最適化ルーティング

Parallels RAS 18.2 では、ユーザーセッショントラフィックフローが最適化されます。これは、地理的に異なるロケーションに複数のデータセンターを持つ企業にとって特に有効です。IT 管理者は、エンドクライアントと公開済みリソースの間でユーザーセッションをトンネリングする際に、優先ルートを指定できるようになります。

企業が最適化ルーティングを活用することで次のような効果があります。

  • 業務従事者のユーザーエクスペリエンスを向上。
  • ネットワークトラフィックの削減と、それに伴うコスト節減。
  • リソースを効率的に使用し、ネットワーク上の他のサービスのためのリソースを確保。

管理者は、アプリケーション、デスクトップファイル、フォルダーなど、あらゆる種類の公開済みリソースに対して最適化ルーティングを設定することができます。同じ Parallels RAS サイト内の公開済みリソースは、リソースが存在するロケーションに依存することなく、ユーザーに提供できます。

従来では、ユーザーセッショントラフィックは、最初の接続リクエストの処理が実行された Parallels Secure Client Gateway を介してトンネリングされるようになっていました。一方、最適化ルーティングでは、最初の接続リクエストに使用されたものとは別の Secure Client Gateway(地理的に異なるロケーションに設置することも可能)を使用することができます。

さらに、最適化ルーティングは、Parallels RAS のユーザーセッションの接続およびトンネリングに使用される前面のアクセス層コンポーネントとは無関係に動作します。このようなアクセス層には、Secure Client Gateway、高可用性ロードバランサー(HALB)仮想サーバー、またはサードパーティー製のロードバランサーなどがあります。

Parallels Client: 最新のオペレーティングシステムをサポート

Parallels Client では、次の最新のクライアント側オペレーティングシステムをサポートします。

  • Microsoft Windows 11
  • Apple macOS 12 Monterey(Intel および M1)
  • iOS 15 および iPadOS 15

企業は、BYOD(Bring Your Own Device)および CYOD(Choose Your Own Device)ポリシーにより、最新のオペレーティングシステムを利用するエンドユーザーに対して、シームレスなリモートアプリケーションとデスクトップ配信を提供できます。これにより企業は、簡単に最新の状態を保ちつつ、移行に伴う業務の遅れを排除できます。

Parallels HTML5 Client: クリップボードのネイティブな使用感

Parallels HTML5 Client におけるクリップボード使用感の刷新により、ユーザーエクスペリエンスと生産性が向上します。

ブラウザー上で公開済みのアプリケーションを使用してドキュメントを編集する場合、ユーザーはコンテキストメニューや頻繁に使用されるキーボードショートカットなどを使用して、リモートセッションからデバイスに(またはその逆に)プレーンテキストのコピー、切り取り、ペーストを行えるようになりました。次のようなショートカットが利用可能です。

  • Windows:Ctrl+C、Ctrl+X、Ctrl+V
  • Mac: Cmd+C、Cmd+X、Cmd+V

新しい機能は Chromium ベースのブラウザーで完全にサポートされています。

注目の機能

Parallels RAS 18.2 では、IT チームが Parallels RAS 環境とユーザーセッションを維持するのに役立つ、拡張レポートと新しい定義済みレポートを利用できます。また、Web ベースの管理ポータルにも新しい機能が追加されています。